奇跡のコーヒーケーキ
意図的な引き寄せをまだやっていなかった数年前。その時に引き寄せたコーヒーケーキの話です。(写真は、同じ店のティラミスケーキとベリーケーキ)
毎日のように、目の前を通る喫茶店があり、通る度に、ケーキのショーケースをチラッと見ては、「この中で買うならコーヒーケーキだな」って頭の中で思っていたんです。
立ち止まってじっくり見ることもなく、通りすがりにチラッと見て、チラッと思っていただけです。
「絶対に食べたい」、「絶対に買う」なんていう風に握りしめた思いではなく、上空にフワッと広がるような思いだったのを覚えています。
我が家では、誕生日やクリスマス以外にケーキを買うことはまずなく、次ケーキを買う予定は残念ながら数か月先。しかも、コーヒーケーキは期間限定とある。理屈で考えれば、食べるチャンスは無いだろうなって思ってました。
一応、大人なので、「仕方ないか」と割り切ってはいたものの、毎日その喫茶店の前を通っては、「やっぱりコーヒーケーキだな」なんて思いながらそのコーヒーケーキをチラチラ見ていました。
これが一か月程経った頃でしょうか。
旦那が休みの日。旦那は髪を切りに行くと言って出掛けて行く。
そして、1時間後に帰宅したその手には・・・
YES!ケーキの箱!
最初は「へ~、ケーキを買ってくるなんて珍しい」と思ったくらいで、まさかその中にコーヒーケーキが入っているなんて思いもしませんでした。
ちなみに、ここのお店はケーキ屋さんではなく喫茶店ということもあり、どちらかというと、微妙なイメージがあったため、我が家では、この喫茶店でケーキを買ったことはありませんでした。
その微妙なお店で、自分からケーキを買ってきたことのない旦那が「なんとなく」ケーキを買おうと思ったらしいんです。
そして、旦那によると、店員さんの方からこのコーヒーケーキを勧めてきたとのこと。
そして、この期間限定のコーヒーケーキは「本日最終日」だったとのこと。
いやはや、、、いつもお上品な私が(!?)、思わず「よっしゃー!」っとガッツポーズを握り締めてしまいましたよ。
何故、欲しかったコーヒーケーキをゲット出来たのか。考えてみれば、小さな奇跡がいくつもありました。
➀この日、旦那が休みだったこと。
➁髪を切りに行ったこと。
➂美容院に行くのに、たまたまその喫茶店の前を通ったこと。
➃買ったことの無い喫茶店で「なんとなく」買おうとアイディアが思い浮かんだこと。
➄何でも無い日なのに、ケーキを買おうと思い立ったこと。
⑥数多くある種類の中から、買ったことのないコーヒー味のケーキを選んだこと。
➆店員さんが勧めてきてくれたこと。
⑧そして、ギリギリ最終日に間に合ったこと。
たかがケーキかもしれませんが、これだけの条件が揃ったのは私としては奇跡でした。
引き寄せというのは知っていましたが、このコーヒーケーキを機に「引き寄せで遊んでみよう」と思った次第です。