小さい頃から、「自分は男として生まれてきたかったな」と漠然と思っていました。
性同一性障害とかそういうのではないのですが、小さい頃からスカートを履くのも嫌だったし、世の中を見渡しても、男性の方が優れているとしか思えなくて、私も男で生まれてきたかったなと、、、。
そんな思い込みを外したいと思っていても、未だその核となる部分に辿り着けずにいます。
幼少期からの自分史を辿って「これだ!」と思う出来事等を見つけても、それでもこの思い込みは完全に外れません。
よく、子宮がんや乳がんになる人って、自分の女性性を否定していることが往々にしてあると聞くので、もしかして、私も自分が「女性」であることを否定しているということは、自分の子宮や卵巣も否定しているということかな??と、ある時ふと思ったんです。
で、先月、瞑想している時に、試しに自分の子宮と卵巣に意識を持っていってみたんです。
すると、なんとなく、その辺りがイメージで浮かび上がってきて、そこに私の臓器の存在を感じ、下腹部にそれらが「ある」ことを感じることが出来たんです。感じたと言うより、その存在に気付いたって言った方が良いかもしれません。
その子宮や卵巣が黙~~って、淡々とそこの下腹部の中に座って、しかも持ち主である私に普段気付かれることもなく、本当に静かにそこに存在しているんですよ。
それまでは特に何か自分の臓器に対して思ったことも無かったのに、その瞑想中に、何だか神秘を感じたんですよね。
で、その存在を強く感じて気付いたのが、「この臓器って、この広大な宇宙の中で、私だけのために存在してくれている子宮と卵巣だよね?」ってこと。
私専用の子宮と卵巣。
私だけのためにある。
私だけのために働いてくれている。
私がそれらの働きを理解していなくてもちゃんと活動してくれている。
私が何か報酬を与えなくても、無償で専門的な役割を担ってくれている。
さらに視点を下腹部以外に移すと、実は
私専用の顔、
私専用の脳、
私専用の心臓、
私専用の胃腸、
私専用の腎、
私専用の神経、
私専用の血管、
私専用の・・・、
と、実は私専用のものたちが沢山存在してくれている。
私専用のものたちだけで私は出来上がっている。
私だけのために与えれ、私だけのために存在してくれている。
そう考えたら、自分の存在って凄く価値あるものなのかもしれない。
この気付き以降、特に自分の下腹部に意識を向けてあげ、毎日その下腹部とともに時間を過ごす時間を設けてあげることにしたんです。
そして一か月ちょっと過ぎた今。
気付いたのが、こうして子宮や卵巣に意識を向けてあげるようにしてから、髪の毛がサラサラになっているということです。
以前はアホ毛だらけで、手触りもザラザラだったのにのに、今では何もしなくても、なんだか凄く良い感じにまとまってくれるようになっているんです。
ちなみに、私は市販のシャンプーやリンスではなく、固形石鹸を使って髪を洗っています。リンスやトリートメントも一切しないので、本来はゴワゴワしているはずなのに、今ではずっと、指通りも良く、しっとり滑らかな状態が続いているんです。こんな状態が続くなんて初めてです。
子宮や卵巣が喜んでくれて、ホルモンバランスを整えてくれたのでしょうか。
私は私専用のものたちだけで出来ている。
これに気付いて感謝しただけで、身体の色々な不調も無くなっていくのかもしれない。
他の誰とも共有していない、自分専用の身体なので、自分自身が大事にしてあげないといけないですね。
もっともっと自分に意識を向けようと思った次第です。