SILVIA's Manifestations

引き寄せたあれこれ と 子育て と 音楽 と・・・

子どもの将来に本人の自由意志はない

私は昔から、息子(中2)にはプロのチェリストになってもらえたらと、なんとなく思っていました。

 

息子は音楽性があり、音感も良いし、音の捉え方も良い。十分に可能性のある子です。

 

でも、チェリストになってもらいたいという私の思いを本人に直接伝えたことは、もちろん一度もありません。だって、やっぱり自分の将来は自分で決めてもらいたし、そうすることがどう考えてもベスト。

 

 

実際にプロになるかどうかは別として、普通の習い事としてチェロをやり、毎日の練習は私が見てあげていました。

 

でも、厳しくし過ぎて、結局、小5の時に本人の意志でチェロはやめることになりました。

 

以降、一度もチェロの「チェ」の字も本人の口から聞いたことがないし、お互いに話題に出すこともありませんでした。

 

 

とは言え、止めてからも、私はやっぱり息子にチェロをやってもらいたいなと密かに思っていました。もちろん本人には言いませんが。

 

だって、あんなに弾けるようになったのに、もったいないし。

 

例えプロにならなくても、またチェロを再開しないだろうか、、、。

 

 でも、これまであったことを考えると無理だろうな、、、。

 それでも、本人の強み等を考えると、決して不可能ではない、、、。

 でも、本人にはもうやる気はない、、、。

 けど、もしかしたら、実は本人はまたやりたいと思っているんじゃない、、、?

 でも、性格的に音楽には向いていないのかな、、、。

 それでも、、、、

、、、等と、答えの出ないことをグルグルと考えていました。

 

 

チェロを止めてから約2年。

 

今から3ヵ月程前でしょうか。毎日だらけた生活をしている息子を見て、私は全てを絶望視したのです。

 

勉強もやらない、何の意欲もない。汚部屋でただベッドにひっくり返って漫画を読んでいるだけ。もはやチェロどころではない。

 

でも、こう育てたのは他でもない、私。

 

そう思った瞬間、私の全身の細胞がネガティブに傾いたのです。絶望に打ちひしがれて、数日間、精神的にどん底に落ちました。

 

この落ちている期間に、私は自分自身の潜在意識に向き合うことに。

 

いやはや、、、それはそれは辛かったです。自分の見たくないところをなんとか正面から直視し、認めて、、、、。

 

息子がこうなってしまったのは、私のせい。全てを受け入れていくしかない、と。

 

これで、もうチェロのことはキッパリと諦めることが出来ました。

 

 

そして、なんとかそのどん底の状態から立ち返ったちょうど次の日のこと。

 

息子が何だか、もじもじしながら私の所にやってきたのです。

 

「あのさ、、、えっと、、、あの、、、その、、、俺またチェロやっちゃダメ?」

 

「、、、え!?」

 

「ダメ?やっぱりまたやりたい。」

 

 

いや、、、びっくりしましたよ!

 

2年前に止めて以来、本人の口からチェロの話なんて出たこともないのに、私が潜在意識に取り組んだ次の日に、こんなことを突然、息子の方から言ってくるなんて、、、。

 

 

その後、色々と話し合い、またチェロを始めることになりました。先生には習わず、本人の気の向くままに勝手にチェロで遊ばせてあげることに。

 

そして結構、一生懸命に弾いている姿を見て、「もしかしたらもしかして、チェリストを目指してくれるかも!?」なんてことを密かに思い、試しに潜在意識にお願いしてみることにしました。

 

今度は、とある○○高校の音楽科に入ることを、私は自分の潜在意識に植え付け、ついでに、息子が聴衆を前に舞台上で演奏している姿もイメージしました。

 

それを一週間くらい意識して、さらに一か月後くらいの忘れた頃でしょうか。

 

今度はなんと、

 

息子が突然、「俺さ、○○高校の音楽科に行こうかな、、、。」って言い始めたのです!

 

これもまたまた驚きましたよ。私が望んだことが本当に起き始めている!

 

 

どう考えても奇跡。

 

だって、2か月程前まで、我が家にチェロも無ければ、話題にすら挙がっていなかったのに、この短期間で本当に別世界に移行したかのよう。

 

本当に人間は潜在意識で繫がっているし、自分の望んだことは現実化する。

 

 

 

 

で、その後どうしたか。

結局、私は、彼がチェロの道に行くイメージをするのは止めることにしました。

 

チェリストになってもらいたいという思いは変わりはないけど、やっぱり私が本人の将来を無理矢理に操作するのではなく、流れに身を任せ、本人にとってベストなことが起きることを願った方が良いな、と。

 

なので、それまで彼のためにイメージしていたことを別のことに変えました。

 

今は、

・彼が毎日ただただ楽しくチェロを練習している姿

・5年後10年後、彼が凛々しく、活き活きとした表情で玄関から「行ってきます!」と言って登校?出勤?している姿

・そんな息子を誇らしく思っている自分

 

そんなことをイメージしています。

 

 

将来、チェリストになっているか、何になっているかは分かりませんが、息子は立派に育って自分の道を歩んでいる。これはバッチリ、イメージして潜在意識に伝えてあるので、もう決定事項です。必ず現実化します。

 

子どもの将来に本人の自由意志はありません。

 

なぜなら、私の生きている世界は私が創り出しているから。

 

なので、もはや、息子は自分らくし生きることしかできない。それ以外の選択肢は彼にはありません。