お花を飾るのは好きだけど、お金払ってまで買う程でもない、、、必需品でもないし、、、。
でも、花を花瓶に入れて、キッチンカウンターに飾る。そして、洗い物をしている時にでも眺めることが出来たら「なんか良いよね」って思う。
自分で買わないのなら、じゃあ引き寄せてみよう。
、、、って思って半年近く、、、なぜか一向に花はやってこない。
「たかが花。そんな物も引き寄せられないのか、、、」と落ち込んでは原因を考える。
なぜだろう、、、
イメージの仕方が悪いのか?
もはや意地になっていないか?
本当の本当のところ、特に欲しいわけでもないのか!?
自分の力を信じていないのか?
あれこれ考えてしまう。
そして、花がやってくるルートを自分の頭の中ではっきりとリストアップしてみる。
➀ 旦那から、結婚記念日もしくは母の日でもらう。
➁ 旦那のお客様から何故か頂く。
➂ まずあり得ないけど、息子が母の日に買ってきてくれる。
➃ まずあり得ないけど、何故か息子が道端の花を摘んできてくれる。
➄ 何故か駅前で花を配っていて、それを頂く。
このくらいしか思いつかない。
そして可能性としては旦那経由がかなり有力。
でもでも、全く持って帰ってくる気配がない。
頭の中でこのリストをずっと眺める日々。
旦那?息子?いや、きっと旦那だ。でも息子ももしかしたら、、、。
こんな風に、旦那と息子の間をグルグル、グルグル。
はっきり言って、諦め初めていた。
だって、母の日も終わったし。母の日でもらえないのなら、他の何でも無い日に、旦那や息子が花を買ってくる理由なんてもはや無い。
でも考えてみれば、願望実現って思わぬ方向からやってくるもの。
そう、このリストに問題があったのだ。
そしてこのリストの私の捉え方に問題があったのだと気付く。
「正しい」リストはこうあるべきだった:
➀ 旦那から、結婚記念日や母の日でもらう。
➁ 旦那のお客様から何故か頂く。
➂ まずあり得ないけど、息子が母の日にでも買ってきてくれる。
➃ まずあり得ないけど、何故か息子が道端の花を摘んできてくれる。
➄ 何故か駅前で花を配っていて、それを頂く。
⑥ ____________。
これに気付いて、頭の中で⑥の空欄を意識することに。視点を切り替えた。➀~➄は認識に入ってこないよう、頭の中で時々、空欄をチラッと見るだけにする。
そして一週間くらい経った頃。
(この頃には、もはや花が欲しいことも、空欄をチラ見することも忘れていた。)
やってきました、花。
しかも思わぬ方向から。
我が家はマンションで、一階のロビーに集合ポストがあり、その横に掲示板がある。
先日の日曜日、旦那と出掛けて、その帰りに久しぶりに一緒にポストを見に行く(普段は旦那がポストを見に行くので、私が行くのは珍しい。)
ポストをチェックした後、掲示板が目に入る。
そこに張り出されていたお知らせ:
「マンション入り口の植木を植え替えます。今植えてある花を希望者に差し上げます。ご希望の方は管理人までお声掛け下さい。」と、こんな趣旨のことが書いてある。
このマンションに13年住んでるけど、こんなお知らせは初めて。
「へ~お花もらえるってよ!もらおうよ!?」と旦那に伝えたら、旦那が管理人さんのところに行ってパンジーを2株もらってきてくれた。
そのパンジーを我が家のベランダの鉢に植えてあげる。
植えている途中でやっと気付く。
「え!?もしかして叶った!?」
私は願いを限定し過ぎていた。
・花は、旦那か息子からか、あるいは駅前でもらう。(←過去の経験から判断 ×)
・花はキッチンカウンターに花瓶に入れて飾る。(←置く方法・場所に固執 ×)
実は、花はもう我が家のマンション下の入り口の植え込みに用意されてあったのだ。正直、花が欲しいと願った時はこんなこと考えもしなかった。こんな形で無料でもらえるなんて思ってもみなかった。
そして、花は花屋さんで売っているような花束だけが花ではない。鉢植えだって立派な花だ。
キッチンカウンターで花瓶に入れて飾るのは叶わなかったかもしれないけれど、ベランダに置いてあっても、洗い物をする時に見える。そういう意味では叶った。
さらに、あの時、普段行かないポストに私自らが見に行って、掲示板が目に入った。身体はちゃんと、叶う方法を知っていたのだと思うと、何だか全てが有難く思う。
願望実現の鉄則と言っても良いかもしれない:
何が欲しいかを明確にしたら、入ってくるルートは考えないで空欄にしておく。
そして、時々その空欄をただチラ見するだけで良いのだ💖